【記録】
東電は今日、福島第一原子力発電所で、2号機と3号機の
タービン建屋などから高濃度汚染水を受け入れている
集中廃棄物処理施設があと4日前後で満杯になると発表。
東電は、各タービン建屋に空き容量ができたため、汚染水の
浄化装置が6月中旬に稼働するまでの約2週間、
汚染水が外部に漏れる恐れはないとしている。
これまでに、2号機からは同施設の「プロセス主建屋」に
約8700トンを移送。現在の毎時12トンで移送を続けると
4~5日で受け入れ容量の1万トンに達する。3号機からは
「雑固体廃棄物減容処理建屋」へ毎時20トンの割合で
計約2700トンを移送。上限の4000トンまで残り3日程度。
一方、18日に2号機原子炉建屋内で作業員が採取した
空気中の放射性物質の分析結果も発表。
ヨウ素131が1立方センチ・メートルあたり0・024ベクレルで
作業時には引き続き、空気ボンベなどの重装備が必要な水準。
福島県は原発周辺自治体の住民約15万人に対し、30年以上に
わたり健康調査を行う方針を固めた。
27日に「県民健康管理調査検討委員会」を県庁内に設け7月にも実施。
法律で立ち入りが禁止される「警戒区域」のほか、計画的避難区域や
緊急時避難準備区域に入っている双葉町や浪江町、南相馬市など
12市町村の住民が対象。県立医大や地元医師会の協力を得ながら行う。
定期健康診断のほか、白血球の数や、放射線被曝(ひばく)で懸念される
がんの発症傾向を調べることなどが想定。今回の事故のように
低い値の放射線を継続して浴びているケースでの健康への影響が
まだ十分解明されていないため、放射線医学総合研究所(千葉市)や
放射線影響研究所(広島市・長崎市)などの専門機関とも密接に連携。
千葉市の柏井浄水場の汚泥から、1000ベクレルを超える
放射性セシウムが検出。千葉県によると、汚泥は浄水過程で
生じるものが、この浄水場の水からは先月16日以降の検査で
放射性物質は検出されておらず、飲んでも問題はないという。
また、汚泥はセメントの原材料として使われているが、県は現在、
汚泥の供給を中止。一方、茨城県内にある6つの下水処理施設では、
汚泥の焼却灰から放射性物質が検出。このうち、ひたちなか市の
処理施設では、最大で1万3365ベクレルの放射性セシウムが検出。
焼却灰は処理施設の外には排出されないため、
茨城県は「健康には影響はない」としている。
この雨で余計に汚染が広がっているのだろうか・・・
これから梅雨。。。対策を万全にしてもらいたい。
今日の何かのTVで、日本の政府?は、嘘はつかないが
公開するのが毎回遅すぎると言っていた。。。本当にいつも
発表が遅すぎるんだよ。。。もっと迅速に動いてほしい。