【記録】毎時4000ミリシーベルト…検出。
2011年 08月 01日
【記録】
福島第1原発事故で、東京電力は1日、同原発で生じた放射能汚染水が地下を
経由して海に流出するのを防ぐため、1~4号機の護岸から数メートル離れた
海中に遮水壁を設置すると発表した。8月中に具体的な設計を終え、約2年
かけて完成させる。政府・東電統合対策室は、事故収束に向けた工程表の
中で、遮水壁については来年1月までの「ステップ2」の期間中に着工すると
していた。東電によると、タービン建屋内の高濃度汚染水の流出は現時点では
確認されていないが、流出防止に向け万全を期すための措置。設置される
遮水壁は鋼鉄製の板で、深さは約30メートル、全体の長さは約800メートルに
なる。東電は、1~4号機の原子炉建屋を囲むような形で陸地にも遮水壁を
設置する予定で、今後検討を進める。(時事通信)
東京電力は1日、福島第一原子力発電所の1、2号機原子炉建屋近くにある
主排気筒の地面近くで、これまでで最高の1時間当たり1万ミリ・シーベルト
以上の放射線を検出したと発表した。東電は周辺数メートルを立ち入り禁止
にした。これまでは1号機原子炉建屋内部で検出した毎時4000ミリ・シーベルトが
最高だった。作業員が7月31日、ガンマ線を検出するカメラを使って周辺を
確認中に発見。1日に排気筒表面の放射線量を測定して判明した。
測定した作業員の被曝(ひばく)線量は4ミリ・シーベルトだった。
排気筒は1、2号機の原子炉格納容器などとつながっているが、現在は空気は
流れていないという。松本純一・原子力立地本部長代理は「3月12日に
1号機のベント(排気)を行った時に放出された放射性物質が主排気筒の
内部に付着している可能性がある」としている(読売新聞)
15日のサンマ漁の解禁を前に福島・いわき市の小名浜港で1日、出漁に
向けた準備作業が始まった。準備作業は1日午前7時頃から始まり、
乗組員らがサンマを集める明かりや網などを船に取りつけた。県内のサンマ
漁船は、東日本大震災による津波で大きな被害はなかったが、乗組員の多くが
被災した。県秋刀魚対策協議会・加沢喜一会長「何としても今年のサンマ漁は、
みんなで頑張って、良い結果を出したい」サンマ漁船は10日から12日にかけて
小名浜港を出発し、15日午前4時に北海道・釧路港から出漁する。(JNN)
1万ミリシーベルト以上って…しかもガンマ線は
X線と同じで人を突き抜けるという、危険な作業。
本当に健康被害がなければいいのだが、誰かが
行かねばならないのだ。。。
さんま漁も、やっと出漁。
あとは豪雨の被害だ。。。