【記録】仮設住宅の遅延と温帯低気圧。
2011年 05月 29日
【記録】
宮城県で、菅直人首相が掲げた「お盆のころまでに被災者全員の
仮設住宅入居」の目標達成が困難になっている。集落維持や
農漁業再生などを求める被災者の要望を受けて、三陸沿岸自治体が
域内での用地確保に奔走し、7月中旬までの着工が難しいという。
県は内陸部に建設したい考えで、沿岸市町とは落差がある。
着工の進捗率は、100%に達した内陸自治体がある一方、
三陸沿岸自治体は5割前後にとどまっている。
東電によると、福島第1原発では強い雨や風に備えて、
原子炉に水を送るためのホースなどをロープで束ねたり、
接岸しているメガフロートをロープで固定するなどの作業が行われた。
さらに、津波によって壊れた扉などにビニールシートをかけたほか、
4号機の使用済み燃料プールに注水を行っているコンクリートポンプ車を
高台に移すなど。。。2号機と3号機では汚染水の移送がストップ、
トレンチに溜まった汚染水の水位の上昇が続いている。
雨による水位の上昇も心配され、コンクリートで穴を埋める作業を急いでいる。
一方、「冷温停止」となっていた5号機では、冷却用のポンプが故障し、
28日から原子炉の冷却ができない状態が続いていた。
原子炉の温度は一時94度と、28日に比べて40度以上も上昇したが
ポンプを取り替える作業を行った結果、昼過ぎから再び冷却ができるようになった。
これから強まっていく雨風。。。その影響で土砂崩れや地盤沈下など
影響がなければいいのだけれど。。。農作物の影響も出来るだけ少ない
ことを願うしかない。どうか、被害が大きくなりませんように。。。