【記録】第一原発 薬液と一緒に汚染水。。。
2011年 07月 10日
【記録】
東京電力は10日、福島第一原子力発電所の高濃度汚染水浄化施設で
起きた薬液漏えいについて、薬液と一緒に汚染水も漏えいしていたと発表した。
外部への影響はないという。漏えいの原因は配管とホースをつなぐ接続器具の
損傷だったこともわかり、器具を交換して浄化処理を再開した。漏えいは
10日午前4時53分ごろに発覚。漏えい量は約50リットルで、当初は
放射性物質は含まれていないとみられていた。しかし、漏れた薬液を
調べたところ、1立方センチあたり5500ベクレルのセシウムが検出された。
浄化途中の汚染水とほぼ同じ放射能濃度のため、汚染水の一部が薬液と
一緒に漏れたと考えられるという。東電は今後、漏れた薬液と汚染水を
ポンプで回収し、浄化施設に戻す。(読売新聞)
東日本大震災は11日で発生から4か月となる。全国各地に避難した
被災者は約10万人に上り、うち約2万4000人は依然として、学校などの
避難所で生活を続けている。岩手、宮城、福島の被災3県で撤去された
がれきは、約34%にとどまる。東京電力福島第一原子力発電所の事故は
収束のメドが立たず、求心力を失った菅首相のもと、最前線に立つべき
復興相が交代するなど政治は停滞を続けており、本格的な復興への道筋は
まだ見えない。警察庁の9日現在のまとめでは、震災による死者は6月11日より
131人増えて1万5544人となった。行方の分からない人は5383人に上る。
内閣府によると、6月30日現在、避難者は全国で9万9236人で、2週間前に
比べて1万3000人余り減少した。ただ、避難者数には、岩手など被災3県で
仮設住宅などに移った人数は未集計のため、含まれていない。避難先は
47都道府県の1146市区町村に及んでいる。国土交通省によると、
仮設住宅は8日現在、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、栃木、長野の7県で
計約3万7000戸が完成。このほか、約1万500戸が着工済みとなっている。
必要戸数は当初、7県で計約7万2000戸とされていたが、被災者が民間の
賃貸住宅に入ったり、他の地域に転出したりして需要が減ったため、
8日現在で計5万583戸まで減少した。それでも、菅政権が目標に掲げる
「お盆までに希望者全員の入居」については、宮城県の一部の自治体で
用地確保が難航するなど、達成は厳しい状況となっている。(読売新聞)
三陸沖を震源とする地震で岩手県大船渡市で10センチの津波が観測された
ほか、同県宮古市、釜石市、久慈市でも津波が確認され、3月11日以降
初めて被災地に津波が到達した。盛岡地方気象台によると、東日本大震災の
余震とみられる。 この地震で津波注意報が出されたことを受け、岩手県内では、
大槌町が避難指示、大船渡市、釜石市などが避難勧告を出した。釜石市では
防災無線で高台への避難を呼びかけ、計87人の避難を確認した。
「津波到達予想時刻は10時30分です。沿岸の住民は引き続き十分警戒
してください」。午前10時ごろ、大船渡市では注意を呼びかける防災無線と
消防車のサイレンが鳴り響いた。 (朝日新聞)
今朝の地震も大きかったし、範囲が広くて驚いた。。。
これもまた余震だという。もう4ヶ月も経っているのに
そして今日は10日。。。明日は11日。ちょうど同じ
日に4月も大きい地震が来ているから何だか怖い。。。
どうか、もう大きな地震が来ませんように。
願うことしかできないなんて。。。