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ほぼパンばっかり…時々お菓子の料理苦手な私の日常。写真も勉強中★


by hitomi-vie

【記録】原子炉建屋での有人作業開始。。。

【記録】

第1原発で、東電は今日、1号機原子炉建屋内の高い放射性物質濃度を

下げるため、作業員が換気用ダクト(大型ホース)を中に引き込んだと発表。

作業員が入ったのは、水素爆発で建屋上部が吹き飛んだ後初めて。
ダクトは放射性物質を吸着するフィルター付き空気浄化装置4台に接続され、

運転を開始。3日程度たてば、原子炉の代替冷却装置の設置作業などを

行える環境になる見込み。ダクト設置作業は今日午後1時半すぎから

3時ごろまで、12人で実施。吸・排気用に計8本あるダクトを建屋内の

約25メートル先まで引き込んだ。内部の放射線量は平均で

毎時約10ミリシーベルトと高いことがロボット調査で判明しているが、

作業前にも改めて測定した。被ばく量を抑えるため、ボンベを背負っての作業。
代替冷却装置は原子炉建屋内部の一次系ポンプや配管と、

外部の二次系ポンプや熱交換器、空冷式冷却塔で構成される。

順調なら8日から二次系、16日から一次系の設置工事を始める予定。 



20キロ圏内を避難指示区域に指定され、これに伴い福島県内の緊急被ばく

医療機関7カ所のうち3カ所が機能を失い、患者に速やかに初期治療を

施すという本来の役割を果たせていなかった。時事通信社の調べでは、

地元に原発を抱える13道県が指定する緊急被ばく医療機関の総数は計74カ所

うち約4割に当たる31カ所が原発の20キロ圏内に位置する。

福島の事故で屋内退避区域に指定された30キロ圏内まで対象範囲を広げると、

その数は半数以上の38カ所に上る。自治体別で見ると、1999年に

東海村で臨界事故が起きた茨城県では7カ所のうち5カ所が原発の

20キロ圏内に立地。30キロ圏内で見ると「全滅」してしまう。




これから有人作業が増えるなか、万が一の被ばくしたときに対処できる

医療機関が機能できるように国は対応しているのだろうか。。。

被ばく者が、これ以上増えないことを願うばかり。

安全に作業を進めてほしい。


by hitomi-vie | 2011-05-05 18:30 | ∟記録…原発問題など…